ネムリエ社長コラム

インド綿との出会い


ネムリエ社長です。

今回、シーツを作るためインドに出かけたのですが、私にとってインドは懐かしい土地の再訪でした。

1度目は私が大学の頃です。 アメリカのカルチャーとして今までの価値観を否定するようなヒッピーという文化、バックパッカーとして世界を放浪するような文化が1つのムーブメントとして有りました。

バックパックという言葉が世の中でもそれほど浸透していない時代でしたが(バックパッカーの指南書としての「地球の歩き方」はまだ発刊されておらず、アメリカで発行されていた「1日10ドルの旅」という本がバイブルでした)若い人たちには1つの冒険的な旅行として人気が出ていました。





旅の途中、西ドイツから革命直後のイランへ

その頃イラン政府はパーレビ国王からイスラム主義の革命政府に代わり、街のいたるところに銃を持った兵士の監視がおりました。 ドイツで買っていた大切なドイツワイン数本は空港ですべて没収「出国するときに返してもらえないか」と強く食い下がるも「瓶を割って捨てる!」の一点張り、その時は「本当か??」と疑心暗鬼、後で分かるのですが革命直後なのでイスラムの戒律に強く従っていたようです(その出来事より、今、この年で思い返すと、いつも持ち歩くバックパックにそんな重い瓶を何本も入れていた事に驚きとあきれ!)

訪れた日がちょうどラマダン中だったので、日中、食堂も食料品店も営業を行っておらず(その時はラマダンという言葉さえ知らなかった)当然言葉も通じず、訳が分からない状態です。(イラン人は物を食べないのか!!)。

困った時には大学に行き、英語の話せる人を探すのが私の定石です。 そこで知り合った2人の大学生(ラッキーなことに日本に留学経験あり)にラマダンの事を教わり、食べ物を売っている売店に連れて行ってもらったり、その1人の家庭で夕食をごちそうになったりと本当に助けてもらいました。その後、カスピ海までの旅行(彼らは日中ラマダンの為食事しなかった)を計画してもらい・・・と、話が長くなるのでインドへ移ります。



テヘランからインドへ

インドでの第一印象・・・暑い!ひたすら暑い! その時期、デリーでは日中40度を超えることは珍しくなく、歩いているだけでふわふわ、くらくら、フラフラしてくる。 宿をとったのは都市計画が行われているニューデリーではなく旧市街、その地区の大通りを歩くと多数の水牛(ヒンドゥー教の神の使い?)、象(これはインド象)屋根には孔雀(野生の)多くのリキシャの周りに無数の人、人、人、 カオスという言葉はこの風景の事か!



インド綿との出会い

インドは現在と比べてもとても貧しかったと思います。 その頃の私はバックパッカーなので一般のビジネスマンや旅行者のようなきちんとした身なりをしているわけでは無いのですが、やはり外国人なのでお金を持っていると思われると危険です。 「郷に入れば郷に従え」で、先ずは着ているものを、その頃多くの人が身に着けている真っ白な綿で出来た服(クルタパジャマと言うそうです)に着替えました。(写真は私では無いです) パジャマの語源はこの服クルタパジャマから来ているとネットに書いていましたが、かなり歴史のある男性用衣装の様です。

なぜ、皆がこのようなパジャマのような服で街に出るかというと、理由はインドの気候にあると思われます。 暑いときには気温が40度を超え湿度も高い気候、その上エアコンの効いた場所はその頃ほとんど無いわけです。 この服に着替えて街に出てみると・・・何だこれ?すごく快適! 体から出る汗を綿が吸い取りどんどん発散するので、ベタベタしない! とても軽い!風が吹くと体全体で風を感じられる爽やかさ、 素材を聞くと綿100%、これだけ多くのインドの人たちが使っているという事は値段もお手頃だろうに・・・綿ってスゴイなぁ! とオールドデリーの街で脱水症になりながらも感動したのを覚えています。

もちろんその頃は自分が商品開発の為インドを再訪するなど思ってもいませんでした。 しかもその商品開発の素材はその時感動したインド綿を使ったシーツです。縁ですね。

インドにはいくつかの綿の産地が有ります、今回当社が商品開発を行ったのは南インドです、ここでは品質が良く、綿花の中の繊維が長い長繊維綿(長さ28mm以上)が多く栽培されています。(写真:長繊維綿)

この長綿を使ったベッド用シーツをデイリーコレクションに続くシリーズとして開発すればとても高いレベルの品質と価格(Value)を実現できるはず、そう思った訳です。

当社の社是には「この店が有って良かったと思われる店になる」という文が有ります。 プロジェクトが成功すれば今までなかった品質の良い美しいシーツをお安く提供できるはず、当社だから行えたと言われるような仕事の1つになってもらいたい、という願いです。





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本格的ベッド専門店を作りたい

人生の3分の1はベッドの上で過ごすといわれ、寝心地にこだわる方が近年ますます増えています。
その大切な寝心地を左右するのがマットレス、まくらなどの寝具です。
このサイトは良い眠りの環境作りに必要な商品を海外直輸入で安くご紹介できればと立ち上げました。

当社は、社長がアメリカに行って感動した「良い眠りを売る店」を日本で出来ないか?というコンセプトで8年前に誕生した「ベッド&マットレス」のウェブショップです。

日本では眠りに一番影響を与えるものとして、「まくら」をあげる方が多いとTVで見たことがありますが、私は「マットレス」が同等かそれ以上重要であると思うのです。 ただ、日本ではそれを確かめる機会がない!これが問題です。日本では敷き布団を買うときに「ためし寝」せずに買う場合が多いのです。

そこで高松でアメリカのように「寝て選ぶ専門店」が出来ないか?という考えのもと当店が生まれたのです。
また、アメリカのベッド専門店は誰もが当たり前のように寝てみて選ぶわけですが、 それだけでなくとにかく安い!!商品によっては日本の3分の1価格!!!なわけです。当社もがんばります!


ベッド&マットレスは四国の香川県高松市にあり、 「お客様に寝心地を確かめていただきながら、マットレスを選んでいただける店」として、なんとか、定着しつつあります。



店内

このウェブショップは「お客様が寝てみて選んだ人気商品」や 「力不相応に海外から直接コンテナで輸入した、当社でしか手に入らない日本初上陸品」を中心にお客様の喜んでいただける商品を出品しようと考えています。


またアメリカ、ヨーロッパなどベッド先進国を中心に「ベッド」という切り口で8年間見聞したこと(実は一流ホテルフリークでもあるのです)を気軽に書き綴ることが出来れば、とも考えます。 どうぞ、ベッド&マットレスインターネット本店にて、こだわりの品揃えをご覧くださいませ。






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研究授業「睡眠について」に参加しました

ある日の出来事・・・


ある日、屋島店でいると、1人の男性が入ってきて、 「お願いがあるのですが」と切り出されました。 

話をお聞きすると、その方はさぬき市(香川県)の小学校の先生で、 今度「眠りについて」という研究授業があるので参加してもらえないか? という。内容でした。 


屋島店を出店したばかりで、結構忙しい時期ではありましたが、 私が訪問したアメリカのベッド専門店でも、地域貢献を大切にしていましたし、 子供たちに私の知っている知識を少しでも伝えることは、私にとっても楽しいことなので、 「私でお役に立てるようでしたら、参加させていただきます。」という返事をさせていただきました。



伝えることのむずかしさ


授業の日(もちろん初めての経験です)が次第に近づくに従い、 子供たちが理解できるように、眠りについて話すにはどのような内容にしたらいいか?ということが、 はじめ考えていたより、結構難しいことに気づいてきました。


子供たちは、買い物に来ているわけではないので、いつものように商品のことを話してもダメ、 小学生ですから、ほとんど寝具のことも知らないかも知れませんし、 大人と違い、マットレスの素材名や、ベッドの形の話もほとんど分からないでしょう。


眠り自体が形の無いものなので、それを見せるわけにもいきません。
「これは、オーダーメイドの原稿を作らないとダメだ」と考え、まとめ上げたのが下記の原稿です。



研究授業 さぬき市立石田小学校(5年生)「睡眠について」

私は、ほぼ3年前からベッド専門店を作り営業しています。ベッドとベッド用品を販売しています。
皆さん、ベッドは知っていますか? ベッドを知っている人は手を上げてください。(全員が手を上げました)


それでは、今、ベッドで寝ている人はどのぐらいいますか?手を上げてみてください。(70%ぐらいが手を上げました)


その他の人は敷き布団で寝ているわけですね。
日本では今、布団で寝ている人とベッドで寝ている人が半分、半分だと云われています。


ベッドとか布団という物は、「寝具」といいますが、それらは、よく眠る為に使う道具ですね。
それから、眠る部屋を「寝室」といいます。これも大きいですが道具だと考えられます。

寝具や寝室は、よく眠る為に使うのですが、どんな事に気をつけて作られているのでしょうか。


君たちは、どんなところで寝るのが良く眠れますか?

また、あんまり狭いところで寝て、身体が動かせないと良く眠れますか?

とてもうるさいところはどうでしょう。
大きな音がしているところで眠るのは、眠りにくいですね。よく眠る為には静かなほうがいいですね。

危ないところはどうでしょう。
ジャングルで寝ていて、トラが襲ってくるかもしれないと思ったら、なかなか安心して眠れないですね。(笑) 眠る為には安心できる所で無いと困りますね。

埃っぽいところや、汚いところはどうですか?清潔なところで眠りたいですね。
人を刺すような虫がいっぱいいるところはどうでしょう。イヤですね?痒くなったりしたら眠れません。

気持ちよく眠るのはなかなか難しそうですね?


君たちのお母さんやお父さんは、君たちがより良く眠れるようにと考えて、寝室や寝具という道具を用意しているんですよ。

それでは、眠らなかったら、どうなりますか?

きっと、頭が「ぼー」としますね、 さっと動けなくなり、運動神経が悪くなるかもしれませんね。

「綺麗だな」とか「いい匂いだな」と感じる力も落ちるでしょう。 記憶力も落ちます。

そのため、ベストコンディションで無いと感じるでしょう。 急に寝てしまって、事故になるかもしれません。 勉強もはかどりませんね。 疲れやストレスもたまりますし怒りっぽくなるかもしれません。

また、睡眠不足は身体の免疫力を落とし、細菌に感染しやすく、病気にかかりやすくなることも判ってきています。

どうも、睡眠は、日中の活動や健康の為にとても大切な事のようですね。

西洋(主に、アメリカやヨーロッパ)では睡眠は日本に比べてさらに大切なものとして扱われています。

たとえば、家を作るときには、間取りといって部屋の大きさや位置を考えますが、 「寝室をどこに作るか?」は外国では、一番に考えるといわれています。

先ほどの「よく眠れる」場所を選ぶのです。 一番落ち着けて、安心でき、寒くなく、ベッドを置くのに十分な広さの部屋を作ろうと考えるのです。

また、私が作ろうとしているベッドばかり売っている店(ベッド専門店)もたくさんあって、みんな寝てみて寝心地を確かめながら買い物をしているんですよ。

日本と比べて寝室や寝具にずいぶん気を使っているようです。

これは、「眠る」ということが健康の基礎であり、家族にとって、健康とは何よりも重要なものであるとみんなが考えているからです。

皆さんのお母さんやお父さんは、食事のとき、「好き嫌いなく何でも食べなさい」と君たちの健康や成長のことを考えて、言うとおもいますが、 私が知り合ったアメリカ人(20才ぐらい)はそれと同じように、お母さんがベッドやマットレス(ベッドの上のスプリングの部分)の事で、ずいぶんうるさかった。と言っていました。
つまりお尻が落ち込んだようなマットは健康や成長の為に良くないというわけです。


外国では、食事や運動と同じくらいに睡眠もみんなの成長に関して、大切だと考えているわけです。

皆さんはこれから6時間、「眠り」について勉強すると聞いていますが、眠ることは大変大切なことで、また、不思議で、判らないこともまだまだ多い事なのです。

みんなも毎日寝ていると思いますので、とても身近なこと、大切なこととして考えてもらえたらと思います。

それでは、私の話を終わります。先生お願いします。


身体をまっすぐに伸ばせないようなところではどうでしょう。よく眠る為には広さも大切かもしれませんね。


たとえば、とても寒いところで、布団も無く寝るとどうなりますか?
眠りにくいし、風邪を引くかもしれません。ですから、眠るときには、適度な暖かさが必要ですね。



その時は夢中で書いた原稿なのですが(時間が押し迫っていたので) あとで読み返してみると子供たちに理解してもらうために、分かりやすく書いた原稿が、 私たちの仕事の本質ではないか?と感じられ、 「良い眠りを提供できる店を作る」という初心を思い出させてくれるものになったのです。

授業の翌日、海外への出張がありまして、授業後の子供たちの質問に十分答える人的な準備が出来ずに出かけてしまった事が残念でした。

お店まで質問に来た子供たち、ごめんなさい。 また、この様なことでお手伝いできることがあったら、 出来る限りご協力したいと思いますので、また声をかけてくださいね。






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昼間のベッドの使い方 ターンダウンって知っていますか?

ベッド専門店でいると、いろいろなご要望をお聞きすることがあります


「ベッドは、ずいぶん場所を取るから、布団のように折りたためる商品はありませんか?」
たしかに、布団はたたんで押入れに入れると、部屋が広く使えるので、便利です。 そう考えるとベッドはずいぶん場所を取って不便です。


ソファーベッド、収納ベッド(2つに折れて立つタイプ)などのように寝ないときは椅子として使ったり、小さく出来る商品もありますが、毎日使う道具としては、どうも面倒くさかったり、中途半端だったりします。


ソファーベッドの場合、寝る時のベッドメイキングをどうするか?という問題もありますし、収納ベッドは布団を乗っけた状態での動作は結構大変だったりします。それに、あまり美しくありません。


このように、日中のベッドについては解決策が乏しく、昼間、ずいぶん邪魔なように思われていますが、海外では昼間も積極的に使われています。



海外でのベッドの使い方


アメリカやヨーロッパなどの国々のように靴のままで室内で生活している場合、ベッドはソファーと共に日中もリラックスできる場所として使われます。

椅子代わりに座ったり、寝転んでテレビを見たり、クッションを背もたれにして本を読んだり、勉強したり。(部屋の中でも靴を履いていますので、ほとんど床に座らないのです。)


そういえば、私が泊めてもらったイリノイ州のある家庭で、兄の誕生日を祝って、妹弟たちが彼の誕生日のサプライズに朝食をベッドの上でとるプレゼントをしました。

トレーの上に朝食を並べて、兄さんのベッドに持っていくわけです。 ベッドに座ったまま朝食をとるのは贅沢ですよね。



ホテルでのベッドの使い方


ホテルの場合も一流になると、日中はベッドの上で過ごせるようにベッドスプレッドの上にクッションを置き、夕方に「ターンダウン(TURN-DOWN)」といって、それらを仕舞う作業をします。寝やすい状態にするのです。

つまり、ベッドは布団のように寝るときだけ使うものでは無く、 昼間の使い方と夜の使い方があるわけです。


パリ リッツホテル ターンダウン前
ヘッドボードの前はクッション

ターンダウン後
ベッドスプレッドははずします。
クッションがマクラに代わっています。



日中用のクッションやベッドスプレッドは、ワードロープの上にしまったり、
袋に入れて目立たないところへ置いたりします。(上の写真はパリ リッツホテル)


日本でもターンダウンサービスをしているホテルはあります。
東京ではフォーシーズン系(椿山荘など)、ホテルオークラなど 大阪ではリッツカールトン。
以前はしていたが、根付かなかったホテルもあると思います。


上の写真は東京のフォーシーズン椿山荘
ターンダウンで片付けたベッドスプレッドは袋に入れてナイトテーブルの横に置かれていました。
ターンダウンサービスをしてもらう時には
一緒に、ごみを捨てたり、タオルを新しいものに交換してくれたりします。

アメリカ東海岸のベッド用品売り場
最後にアメリカのベッド用品売り場の写真をアップします。
クッションにもずいぶんいろいろな形があります。
これらは枕ではありませんので、寝るときはクッションの間で寝たりせず
ベッドから降ろしてくださいね。






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いいベッドを体感するためにいいホテルに泊まるぞ

ベッドを扱っていると、いろいろなベッドを試してみたくなります。 どの世界でも同じでしょうが、 自分では、すばらしい見たことも無い商品だと思っても、それは、単に「自分の知識が少なかった」からであったり、その商品は、隣の町では、誰でも知っている普通の商品かも知れないのです。つまり「井の中の蛙」かも知れないのです。

国内のブランドは、比較的体感しやすかったのですが、ベッド先進国である欧米では、どのようなベッドが人気があるのか?そう考えると、いいマットレスを体験するため、海外のベッド専門店で試し寝するだけではなく、 旅行中にいいホテルに泊まり、そのベッドで実際に眠ることが、より良い方法だと考えるようになったのです


そのきっかけになったお客様の話はフォームマットレスのページに書きましたので分かっていただけると思います。そこで、このコラムではベッドという切り口を中心に世界各地のホテルやベッドをご紹介しようと思います。

今回は比較的HOTなホテルとして、2006年2月に泊まって、寝心地で驚いたニューヨークリッツカールトンセントラルパークをご紹介します。 ニューヨークにはセントラルパークより以前にリッツカールトンバッテリーパークがオープンしていますので、 2軒のリッツカールトンがあるわけです。(その後08年にホワイトプレーンにオープンしたので現在3軒でしょうか)
日本には、東京と大阪にあります。ちなみに大阪では、マットレスブランドはスプリングエアーを使用していました。(このマットレスは、日本では非常に珍しく、実際にホテルで寝る機会を作るのはとても困難です。しかも、メイドインUSAのマットです)現在順次日本ベッドに変わりつつあります。
もうスプリングエアーは無くなったかな?


話をNYに戻します。ここのベッドの形状はダブルスプリング。一流ホテルは国外、国内を問わず、ほぼこの形状です。ヘッドボードは壁付け、これもアメリカ、ヨーロッパでは普通の形、日本ではたまにL字金具で立てていたりします。

マットレス部分を足元に引くと、ヘッドボードとマットレス部が離れるタイプです。ベッドメイキングや、掃除がしやすいので、ホテルのように短時間で多くの部屋をメイキングする場合便利なのです。もちろん家庭でも便利です。

以前、アメリカで建売住宅を見に行く機会がありまして、その家のベッドルームをみると、 ヘッドボードのみが壁に付いていて、「マットレスはその家を買った人が好きなものを買ってね」といわんばかりの部屋でした。

日本でもこの形状(ダブルスプリング)がもっと多くなってもいいのではないかと思うのですが? このサイトでも売っているので、ご検討ください。

驚いたのは、寝心地でして、いままで、いろいろなホテルに泊まり、座っただけでブランドを当てられるか?という遊びを妻としていたのですが、マットレスに座ると「???」。 「???」の意味は、初めての感覚で、ポケットコイルとも、ボンネルやシーリーともまた、ヨーロッパのフォームマットレスとも違う感じ、感触はソフトで、さわやか、大きく揺れるアメリカタイプでは あるが、寝た感触が暖かい自然な感じ。

早速、掛ふとんとアッパーシーツをはずしてみると、出てきたのが、ボックスシーツ?日本で家庭用として、よく使われている形状ですが、ホテルでは、平シーツを使うのが普通ですので、なんでまた??そのボックスシーツをめくってみると、出てきたのは なんと、5cmほどの羽毛のトッパー!!


このトッパーにより、このホテル独特の寝心地を作っていたのです。
すばらしいクッション性、さわやかな吸湿発散性、その下のシーリー(リッツカールトン特製)マットレスとのコンビネーションにより、この寝心地が生まれたのかと、少し感動しました。
写真で判るかどうか?結構羽毛がトッパーから出たりしていて、この、羽毛を閉じ込めるためのボックスシーツなのでは(推測ですが)と、思ったしだいです。









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ダニが引き起こす病気には、アレルギー性喘息、鼻炎などがあり、子供たちのアトピーもダニアレルギーやハウスダストが影響していると言われています。日本でもヨーロッパでもお母さんやお父さんの頭の痛い問題の一つになっています。


これらの問題の解決として、 「出来る限り清潔な環境を作ることが重要」という認識は日本でもヨーロッパでも同じです。


  • カーペットは使わない。
  • 掃除が大切。
  • 換気をよくする。(湿度を抑える)
  • その他、ダニが潜みそうなクッション、ぬいぐるみ類などは置かない 。

などなど・・ですが、ヨーロッパでは出てきて、日本ではあまり出てこない注意点があるのです。 それは、 ■「寝具を60度のお湯で洗う」 <という注意点です。ヨーロッパ人にとっては当たり前の事で、お医者さんも伝えるそうです。


彼らにとっては、そのことで、日本人の私が感心する事が不思議に感じるかも知れません。

なぜなら、ドイツ、フランスの多くの洗濯機 (←左写真「フランスの普通の洗濯機」) には温度調節つまみ (↓下写真「操作パネル」) が付いていて、家庭で簡単に、60度での洗濯が出来るのです。 日本では、寝心地のいいベッド用の掛け布団というと、まず、羽毛布団になる訳ですが、丸洗い出来ない物が多いですし、丸洗いできる製品でも、水、または低温のお湯(30~40度)での洗浄が限界です。


「洗う事により、ダニの90~95%は除去できる」といわれていますが、残りの5~10%の多くはダニの卵なのです。 ダニの卵が残ると、せっかく丸洗いした布団もまた、ダニが繁殖するわけです。水や低温のお湯で洗濯しても、これを洗い流せません。 日本で多く行なわれているお湯洗い(30~40度まで)の主目的は汚れをきれいに落とすことであり、30~40度では、人間の体温とほとんど変わらないので、 ダニの卵を殺すわけではありません。


ヨーロッパで行なわれている60度での洗濯の意味ですが、60度というと、 たんぱく質が硬化する温度なのです。(ちょっと科学の話になります) ダニやダニの卵を、水流で洗い流すだけでなく、60度の熱により成虫、卵どちらも完全に殺す事ができるわけです。(ゆで卵になります)


また、ダニのみならず、自然界のアレルギー物質(花粉など)は、ほとんどがたんぱく質で出来ている為、60度のお湯で洗濯することにより、多くのアレルギー物質が変質(硬化)し、 人体に悪影響を及ぼさなくなるのです。


よく、ご家庭でも、鍋の中の残ったおかずなどを「火を通す」といって、暖めなおすわけですが、鍋の中を高温にすることにより、雑菌(これも普通たんぱく質で出来ています)を殺しているわけです。
赤ちゃんの哺乳ビンを高温で殺菌することもよく行なわれていますね。
人間の体もたんぱく質で出来ている為、60度のお湯ではやけどしますので、気をつけないといけません。


当社では、ドイツDiamona社から マットレス 以外にも マクラ ベッドパッド 掛け布団 なども輸入していますが、全て60度のお湯で洗濯できるものでした。(Diamona社が特別なわけではありません、全てといってよいドイツ、フランスの寝具は60度洗浄が可能です)。


当社で扱っている、ディアモナの掛け布団、イージーウォッシュに関しては、なんと95℃での洗浄が可能です。
化学繊維は、普通このような高温には弱いので、驚くべきドイツの技術です。


日本では今まで60度のお湯で洗える洗濯機がほとんど無かったし、寝具もほとんど販売されていませんでした。 ですので、日本のお医者さんはヨーロッパのお医者さんと違い、このような注意をしていなかったのでしょう。


近年日本でも、ドラム型洗濯機を中心に60度洗浄が可能なものも販売されています。 日本のご家庭でも、ダニ退治の有効な手段として、60度のお湯で洗濯する日が近いかも知れませんね。 






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EUスタイルはいかが?

ヨーロッパとアメリカのホテルに何回か泊まってみて、少しずつその違いが判ってくる事がありました。 その一つが、ヨーロッパ(フランス、ドイツなど)とアメリカのホテルのベッドの配置です。


【ボックススプリングとマットレスを合わせた形をなんと呼ぶ?】

アメリカの典型的なツインベッドルーム
ロートレックの絵 
このポスターって浮世絵に似てますね

日本ではホテルのツインベッドルームというと、セミダブルぐらいのボックススプリングタイプのベッドが2台あり、真ん中にナイトテーブルをイメージされる方がほとんどだと思います。ボックススプリングとは、アメリカにおけるベッドの下台の呼び名で、マットレスと同じような箱形の形状で、中にバネが入っていて脚が付いているものです。アジアではDIVANと呼ばれています。


ロートレックの絵の中に「Le Divan Japonais」と題字が大きく書かれた絵がありますが、このDIVANはスプリングの入ったソファーのような物の意味だと聞いたことがあります。このキャバレーのイスでしょうか?


それから、日本ではマットレス+ボックススプリングを組み合わせたベッドの呼び名がいくつかあり、ダブルスプリングとかダブルクッションと呼ばれています。 アメリカ、ニューヨークのベッド専門店で「ボックススプリングとマットレスとを合わせた形をなんと呼ぶか?」と質問しましたが、その形はアメリカでは当たり前すぎたのか、出てきませんでした。どうも一言でのポピュラーな呼び名は無いようです。ただ、アメリカのベッド専門店のチラシなどを見ると「ベッドセット」と書かれていたりします。


【日本のダブルに匹敵する137cmにアメリカ人は1人で寝る】

シャトーベルモント
フランス、トゥールにあるフレンチレストラン、ジャンバルディ
(オーベルジュ)の宿泊部門、
15室ほどの部屋は2つとして同じインテリアが無く、とてもきれい。
パリ、リッツホテル、ヨーロッパの邸宅のようなホテル。
泊まると地下のプールが無料ですが、扉が多くて迷ってしまいます。
 

アメリカのホテルでツインの部屋に泊まると、ほとんどのホテルが日本のダブルサイズ以上の広さのベッドが2台置いてあります。(YMCAとかは除く)

「うわー、立派な部屋を用意してくれた、チップをはずもうか」と思う必要はありません。アメリカでは日本のダブルサイズに匹敵する137cmが1人で寝る普通のサイズなのです。

このサイズをフルサイズといいます。この広さがあれば、寝返りが十分に打てますね、(アメリカでもっとも販売数の多いサイズはこのフルサイズです、セミダブルに匹敵するサイズはありません。ちなみに日本ではシングルサイズが最も売れています。)

アメリカのホテルではツインの部屋の場合、このフルサイズ以上のベッドがナイトテーブルをはさむ形で置いてあります。(日本の配置とおなじです)


 

さて、海を越えてヨーロッパに行きますと、ホテルのツインルームは日本でいうシングルサイズ(幅、約1m)をくっつけた置き方をしている所が多くなります。

1台のベッドは幅1mで、それを2台並べて置くのです、掛け布団は2枚、ナイトテーブルは普通左右に1台ずつ置いています。


【睡眠にこだわり始めると次第に広いベッドを求め始める】

パリ、ムーリス 第2次世界大戦でパリが陥落した時、ドイツ軍が
本部を置いた最高級ホテル。
ラッツケラー ドイツの16世紀に作られたホテル。ラッツって
ネズミという事ならネズミ屋敷と言う名でしょうか?

日本ではホテルのベッドの配置がアメリカスタイルなので、そのベッドの置き方に日本人は慣れています。寝室をホテルのようにデザインし、2台のベッドの真ん中にナイトテーブルを置いている部屋を雑誌等でも見ることがあります。

しかし、このナイトテーブルをベッドの間に置くアメリカスタイルはベッド1台がフルサイズ以上あるアメリカだから広さが十分なのです。日本の住宅事情を考えますと、この置き方(ダブルサイズor147cmフルサイズ2台)は、なかなか難しいと思います。十分な広さの寝室を持たれている方はOKですが、現在日本ではご夫婦の場合、ダブルサイズ1台でお休みになっている方が一番多いのが現状です。

その一方、日本でも近年特に「眠り、睡眠」にこだわりを持たれている方が増えています。広さも寝心地の重要な要素なので、睡眠にこだわり始めると次第に広いベッドを求める傾向があるのです。


【提案!ヨーロッパのホテルをお手本につくるジャパニーズベッドルーム】

ドイツ、ハノーバー空港のMARITIMホテル。近代的でシンプル、
ビジネスに便利なホテルです。
当社のJN-34シリーズは2台並べると綺麗ですが、3台並べると
もっと綺麗。

そう考えると、日本の場合、アメリカスタイルのツインの配置ではなくヨーロッパのホテルの配置が良いのではないかと思うのです。

つまり、シングルやセミダブルを2台くっつけるのです。そのサイズはクイーンサイズより大きくキングサイズ以上になりますので、はるかに寝返りが打ちやすく、リラックスした眠りが取れると思います。

そして日本においてシングル、セミダブルサイズはベッド用品も豊富です。何度かヨーロッパのホテルに泊まっているうちに、「アメリカのようには部屋が広くない日本において、次に提案すべきベッドルーム配置はこれだ」と確信し、それならば、ならべて使うタイプで、機能的で美しいベッドフレームを作れないか?と力不相応にデザインから商品開発したフレームがJN-34シリーズなのです。










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フランスの色・形

フランスに行くと、色彩コーディネーションの組み合わせがとても美しく、感動を覚える事があります。


【フランス・パリ 美しい配色の法則】

トゥール、オーベルジュの一部屋
2種類のテーブルクロス、カーテン等、布地の織り柄が同系色
でもすべて違っています。
ただ、この色や風合いはWEB画面では伝える事が難しいです。
カーテンのタッセルはリボンでした。布地の地模様が2種類の
テーブルクロスとカーテンなどすべて違いますがコーディネイ
トされています
フランスで訪問した一般家庭のベッドルームです。フランス
語でベッドはリー(lit)と言います。ここもイエロー系(オレンジ
)とブルーでした。

日本でホームファッションのコーディネーションというと、同じ布にしたり、この色とこの色は相性がいいという風な組み合わせで考える場合が多いと思います。


フランスパリの布地屋さんなどに行くと、柄の付いた布や、織り方の違う布同士、数種類の組み合わせによって、素晴らしいハーモニーが生まれる事を実感する事ができるプレゼンテーションに出会う事があります。

そこには何かの法則があるのでしょうが、1枚1枚ではただのきれいな布がその組み合わせによって、素晴らしいハーモニーが生まれ、一種の魔法を見るような感じさえします。
写真を載せたオーベルジュの1階は2つ星レストランで、社長コラムの「EUスタイルはいかが」でご紹介しましたが2階の1つ1つの部屋はすべて色調が違うのです。
このような素晴らしい部屋やコーディネイトはこのようなお店があるから実現したのかなと考えたりもしました。 社長コラムの「EUスタイルはいかが」でもご紹介していますので、そちらもよろしければご覧ください。 





日本での壁紙はどんな家具やファブリックが来ても大丈夫なように だいたい白系と決まっていますが、フランスでは一般家庭でもこのように大胆に色彩を楽しみます。
この柄は冒険だろう?
飽きるんじゃないかな?
と思われるかもしれませんが、大丈夫。実はときどき壁紙を張り変えるのです。


【枕といえば長方形? パリモードは・・・・】

世界の有名ブランド、インテリア、テーブルウェア、コス
メ、食品などを揃えたヨーロッパ最大級の百貨店ギャラリー
・ラファイエット後ろ左がギャラリーラファイエットで前に
いる集団は ローラースケートをしているパリっ子達
すごいスピードで何千人かそれ以上の人数が通りを走りぬけて
いるところです。時間は午前0時、10分ぐらい横断歩道から
動けませんでした。
クッションではありません。れっきとした枕です。日本では
あまりお見かけしない正方形です。こちらはドイツ製ですが、
当店で取り扱っております。
→ディアモナ・フィットネスケア80×80
 

 また、日本と違った形の商品が主流だったりすると、好奇心が掻き立てられ、常識がひっくりかえるような楽しさを感じたりもします。

パリには有名なギャラリーラファイエットというデパートがあるのですが、 そこの家具フロアーのベッド用品の売り場で枕を見ていると、日本ではあまり無い正方形の枕が数多く展示しています。

私が訪問した時はドイツの取引先からパリへ移動した翌日で、ドイツの取引先(工場)でも、正方形の枕が目について、形が珍しかったので、次のコンテナに載せてもらう様に伝えた後だったので、よく覚えていたのです。



そこで「パリのデパートではどのくらいの割合で正方形の枕が売られているのか?」が知りたくなり、英語の出来る店員を探して聞いてみました。


 

返ってきたのが  「どちらかと言うと、正方形の方が長方形の物よりたくさん売れているわよ」という返事で「うそだろ」と思わず声に出さずにびっくりした訳です。

日本人が枕と聞いて頭に思い浮かべる形は私に限らず、ほとんどの方が長方形でしょう。 語学能力には自信がある方ではありませんので聞きなおしても同じ答えでしたので「過半数という事はこの形は普通の形なんだ」とびっくりしたしだいです。

そう考えると、高級なホテルに泊まった時、ほとんどのベッドに正方形の枕が置かれていたのを思いだして 「あれは、いいホテルだから、おしゃれにするために(非日常感を出すために)枕を正方形にしていたのかな?」という思いがその時を境にがらりと変わったわけです。


【フランスの掛け布団カバーの中にはファスナーが無いものが・・・・】

形という事でいえば、フランスの掛け布団カバーの形にはユニークなものがあります。
日本では掛け布団カバーの形というと掛け布団と同じ大きさの長方形の袋で、ファスナーが側面か足元に付いていて、そこから中に布団を入れ、ファスナーを閉めるという物を思い浮かべる方がほとんどでしょう。

さて、問題です。
その掛け布団カバーにはファスナーがありません。さて、どの様な形でしょうか?
ひもで何箇所か結ぶのだろうと考える方もいると思いますが、ひももありません。
ファスナーもなく、ひもも無く、しかも多くの家庭で使われているデザイン、想像がつきますか?

(答えはこのやじるしの先)












フランスの掛け布団カバーにはこんな形があります。
ここから掛け布団を入れるだけ、ファスナーは付いていません。
そのまま垂らすと背の高い方や足もとの保温を気にされる方に
有効です。このようにマットレス下に織り込んでもOKです。

 実は形的には日本の氷嚢(ひょうのう)のような形態で、氷嚢の氷を入れる部分から掛け布団を入れるのです。入口が狭い為、安定しますし、入口の所をそのまま垂らしても良し、マットレスの下に織り込んでもいいという使い方です。

見本に買って帰った物がこの写真です。 これだと、大きい布があればその形に縫って行くだけで作れますので、当社で働いているスタッフも「これなら私でも簡単に作れるので作ってみたい」と言っていました。

ちなみに、フランス、ドイツでは掛け布団の内側に、掛け布団の端とカバーを結ぶ「ひも」や「結ぶための輪」がありません。日本では掛け布団と掛け布団カバーを角のところを結んでずれないようにしますが、フランスやドイツではその部分が無いのです。

ヨーロッパでもベッド用の布団はとても柔らかな物が多いのですが、角を結ばなくても大丈夫なのかな?
布が違うのか?
こまめに直しているのか?
ひもでくくると便利な事を知らないのか?
寝相がいいのか????
なぞは深まるばかりです。







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オーベルジュとカーニバル

【ボルドー空港~Puymirolへ】

ボルドー空港に植えられた若いブドウの苗木
Puymirolはこの辺り

ボルドー空港に着いたのが(08年)2月29日。
 パリでは気温10度以下でコートを手放せなかったのですがフランスでもかなり南に来たボルドーは15度を越しひなたに出るとセーターも脱ごうかな?という気温。

 新しい空港の中にはブドウ棚を作るつもりか、まだ若いブドウの苗木が整然と植わっていました。「これは赤ワインしかないでしょ」と胸の中で想いつつ、今日のところはアジェン行きの列車にのるため、空港から鉄道駅に急ぎました。

 1時間半、ゆっくりとした列車に揺られアジェンへ到着、ここからタクシーで30分走ったPuymitrol(読み方不明)という町が目的地です。

 Puymitrolの町の周りはとてもきれいなフランスの田園風景ですが、その町は細長い丘の上にあり、まわりはきりたった崖のような感じです。(車で登ると耳がすこし痛くなる高さです)

頂上に教会やその日に泊まるオーベルジュがあるのです。


【山の上のオーベルジュ】


タクシーが到着し、トランクを下しながら大きな木製の扉を叩くと中から品のいい女性が開けてくれました。

天蓋付きのベッド

案内された3階にある部屋は18世紀の家具、天蓋付きのベッドです。
 ベッドの足元には寝られるような大きさのカウチ、

そういえばパリのギャラリーラファイエット(デパート)のベッド売り場でも脚元にカウチをデザインしたテーブルが置かれていました。
 以前、ルイ王朝時代の博物館に行った時に、従者が主人の寝室脇で寝るための場所としてベッドと共にカウチが展示されていましたのでベッドとカウチは相性がよろしいようです。



ギャラリーラファイエットのベッド売り場
バスルームのバスタブもだいぶんレトロ、シャワーは別に付いていて困りません。
テレビなど興ざめなものは隠しています。

【夕暮れのピュイミロール】

フランスの掛け布団カバーにはこんな形があります。
ここから掛け布団を入れるだけ、ファスナーは付いていません。

   初めてオーベルジュへ泊った時、オーベルジュというものを知らず、きれいなホテルのつもりで日本からインターネットで宿泊を予約していて、
到着後食事を取るかどうか迷っていると変な顔(あんた方なにしに来たの?という顔)をされた事がありました。

 まだ明るかったので食事の予約の時間を伝え、ちょっと散歩。 左の地図は山の上の道が描かれています。長さ1kmもないような山の上にだけ町があるわけです。

夕暮れのPuymitrol は建物が石造りでだれも歩いていない静かな町、数世紀前に
タイムスリップしたような感じ、頂上部分をすこし歩くと目のまえにずうっと遠く
まで夕暮れの田園風景が広がっているわけです。感動するほどきれいです。
頂上の周りは360度このような視界が広がっているようです。旅行には非日常感を求めて来るのですが、その意味でこのロケーションは今まででトップクラスです。
頂上部分を半周ほどすると雨が降ってきたので撤収。


【不思議の国のアリスの世界に迷い込む】

着替えて夕食へ、ヨーロッパの高級レストランに行くとテーブルに案内される前にお酒を飲みながら時間を過ごすスペースがあり、今回もそちらを利用するかどうか?を聞かれたのですが、私には食事の前にくつろいだ空間でゆったり時間を過ごす贅沢?が身についていないので「ここで何をしたらいいの?」という感じになってしまいます。
 最初はこの場所は待ち合わせなどの為の空間かな?と思ったのですが、今回のように全員揃っているのが判っている場合でも聞いてくれます。
 食事の時間だけでも2時間以上ある場合もあるので、おしゃべりならば、食事をしながらでも充分ゆっくりと出来るのですが、やはりこの空間で過ごす時間には意味があるようです。
 食事をする部屋のインテリアがまた、なんとも言えない雰囲気で、写真では伝わらないかもわかりませんが、数世紀前のモチーフでありながら、ちょっと風変わりで奇妙な感じも。
 ダイニングテーブルの脚はライオンの脚のようなデザイン、壁には4mおきぐらいにろうそくをつかんだ腕がヌッと出ているわけです。
 テーブルウエアはゴージャスで天井のシャンデリアのろうそくの火が揺れている空間です。


この地域はトリュフの産地で、地元のトリュフをたくさん使ったコースが季節メニューにあるのでそれをオーダー、産地で食べるトリュフはとても香りが強くびっくり!
 以前パリのレストラン、アランデュカスで食べたイタリアの白トリュフとは香りが違っていて、トリュフは産地、種類によっていろいろな香りがあるなあという感じでした。
 食事は、この空間にしてこの料理、凡庸を嫌うシェフの感性がいかんなく発揮されているというか、ほとばしっているという感じです。
 翌日、帰りのタクシーの中での感想は「不思議の国のアリスの世界に迷い込んだようだったね」


【ボルドー・ガラクタ(?)カーニバル】

時間が近づくと共にどこからともなくいろいろな山車が
集まってきます
これはゲームのキャラクター(大きい)

ボルドーに帰るとすでに夕方。
ボルドーではトラムというきれいな路面電車が1,3ユーロで1時間半乗り放題のため、便利、便利。

 「明日は残りの買い物を」と思っていると、その夜日曜日はデパートも専門店、お土産物店もすべてお休みという事が判明!
そうだった、ヨーロッパで何度も同じことを経験していながら、つい日曜日が休みという事を忘れていたのです。  どうする?

 翌日、ホテルのフロントで相談すると
「公園は開いている」
(…公園じゃねぇ…)と考えていると
「今日2時からカーニバルのパレードがある」との事、
「何のカーニバル?」「・・・」(答えなし)
「いろいろな人が出るお祭り」
という事で、「仕方ないから行ってみるか」という事でその会場の大通りまでトラムでGO。

 レストランは開いていたので、外が見える席を取り
フロマージュ(チーズ)、ステーキ,ド,タルタル(フランス風生牛肉のユッケ)
等と昼間から赤ワインを頼み(計画が狂って半分やけになっている)あまり期待をせず、カーニバルが始まるのを待ったわけです。

時間が近づくにつれ、どこからともなく「いろいろな人」や山車がぞくぞくと集まってきました。言葉はわからないですが、声を掛けてカメラでパチリ!

子供からお年寄りまで仮装というかコスプレというかとにかくこんな感じ
打楽器に合わせて踊るアフリカ風踊り子がいたり、アフロヘアー、フォークソングの若者
3mぐらいある人が寄ってくる(怖い、スカートだがたぶん男) 運転している人もこんな感じ

【日本をテーマとしたカーニバルグループ発見】

 中でも日本を扱ったグループはどこから資料を持ってきたのか力の入ったコスプレで、武士、姫、花娘、力士、足軽など盛りだくさん、

飾り付けをしたトラクターが引っ張る山車の正面には日本の国旗、のぼりには「お見舞い」(意味は解っていないと思う)「愛」(あい)「寛」(くつろぎ)(仏和辞典から探した漢字だと思うがもう少しで正解)
 角には生け花、女の子はサクラの枝を持ち、紙吹雪でお祝い、と日仏友好に力を貸しておりました(といっても日本人はメンバーにはおりません)
 このカーニバル、日本の健全パレードのつもりで見ていると…

かわいいだけで済まないのがこのカーニバルで、この山車の前の方にはこんな人形が置いてあり、クルクルまわっています。(不気味)
山車の中のお姉さま(日本女性)もちょっと怖いし色っぽ過ぎるでしょ。
3針金製のみの虫(古い靴がいっぱいつるしてある)大きな口のさかな(失礼だけどガラクタ?)恐竜?トリケラトプス?(でもガラクタ)
ぬいぐるみ号(網にいれたぬいぐるみが吊るしてある、耳は網から出ている)


一番ゲゲッと思ったのは、ぬいぐるみを積んだ荷車を引いた、ピエロを悪くしたような4人組み。

 1人が路上に、かわいいくまのぬいぐるみをたたきつけ、くまから出ている導火線に火をつける(ぬいぐるみの中に爆竹が仕掛けてある)

すると、ぬいぐるみが大音響と共に爆発、火花が散りけむりがモクモク、
そのぬいぐるみの内臓を引きずり出したり、それを蹴飛ばしたりして大さわぎ。

ピエロが反り返って喜び、もう一人のピエロは腹を抱えて道路に転げてまわり大笑い。(左写真)

音楽も何とも言えない異様なもので、パーフォーマンス?アート?おふざけ?わからないままカーニバルはおわりました。


最後尾が通り過ぎた後、清掃車が数台カーニバルが終った道路を走り回り、ゴミを収集、あっという間にもとのきれいな街へ戻りました。その手際の良さにもおどろき。

あまり期待していなかっただけに、カーニバルのパワーに巻き込まれ、終ってみると夢中になって楽しんでいた自分たちにもびっくり!
服や音楽、山車なども手作りでちょっと変なものも多かったけど、良く見るとセンスが「さすがフランス」って感じる部分も多いお祭りでした。





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クアラルンプールに行く理由


マレーシアゴム園
先月(08年8月下旬)マレーシアのKL(クアラルンプール)にラテックスマットレスの試作品チェックに行ってきました。

KLには今年5月にも行きまして、その時に工場担当者と話し合った新マットレスの試作品が出来上がりましたので今回見に行った訳です。 (いままでのラテックスマットレスとは一味違う構造と素材になっています)

ベッドを販売していてなぜ海外までわざわざ出掛けて行くか?と聞かれる事があります。確かに国産の商品で優れている商品もたくさんあります。

日本国内にいるとベッドの品ぞろえはいろいろ揃っていると考えられがちですが、ヨーロッパ・アメリカをはじめとしたベッド先進国をベッドという切り口で廻ってみると、日本とは全く違う商品や考え方に基づく商品にたくさん出会う事があるのです。

プライベートになりますが、ヨーロッパ・アメリカでのベッドやマットレスの視察は私のライフワークの一部と考えていまして、そのため長男をフランスの中学校、次男をアメリカの高校へ入学させ、いやでも(いやではないのですが)ヨーロッパ・アメリカのベッド専門店や工場に行くような生活設計を立てました。

フランスのベッド専門店

フランスのベッド専門店の売り場

フランスのベッド専門店のスタッフと共に

アメリカのベッド専門店

アメリカのベッド専門店の売り場

ドイツのベッド専門店

ドイツのベッド専門店の売り場

ドイツのデパートカールコフ寝具売り場



ディアモナ社社長と共に

そのようにして海外のマットレス文化に接するにつれ、国内で商品を仕入れて販売するだけではなく、できれば「海外にはあるが日本に無いような商品(あったらいいなという商品)を日本のお客様に直輸入して紹介」させていただいたり、「欧米で人気のある日本には無いような特長を持った商品を作り、国内のお客様に紹介したい」と思うようになっていったのです。

もちろん、お客様の意向に則した、国内で受け入れられる事が前提なのですが、歴史のある欧米の考え方(体圧分散や寝姿勢に関するアプローチ等)や新素材(コンフォートフォーム・リボンドラテックス等)という国内ではなかなかお届けしにくい技術や味付けもできる限り扱っていきたいと考えています。

(今回のマレーシアも天然ラテックスの産地で、日本では手に入りにくい素材もあるのです)

当社は本来とても商品の開発や直輸入を手掛けられる規模ではないのですが、私のこだわり(上記したような考え)で単独海外に出かけてはへたな英語で理念を語り、優良工場と取引関係を結びながら、力不相応にも商品を輸入・開発しています。

そして、私の場合はお客様に代わって海外に出向くというスタンスですから、第一に商品の品質に十分注意を払う事、その上で、できる限りお客様が喜ばれる価格で他社にない機能や良い寝心地をお届けできれば、という気持ちで海外に出かけて行きます。



ドイツ・ディアモナ社の近く

すっきりとした飾り付けでおもてなしを
受けます
ディアモナの商談用テーブル

ディアモナの説明用備品

ドイツ・ディアモナ工場内のショールーム

ドイツのデパート カールシュタット・ベッド売場内のディアモナコーナー



上:工場内 生産直後のウレタンフォーム
下:マンゴスチン

ということで、今回はマレーシアに行った時のお話です。

日本からマレーシアに到着し、1日目、2日目でマットレス工場を訪問しました。サンプルは予想以上の出来でまずはひと安心です。

3日目は、プトラジャヤというKLの中心部から車で40分ほど走った所にあるボタニカルガーデンという植物園で「ゴムの製造工程が見られる」という話を聞いていたので伺う事にしました。

ご存じのようにラテックスマットレスのラテックスとはゴムの事で、当社で販売している商品の原材料ですから「これはぜひ見たい!」と早朝から車を走らせた訳です。

プトラジャヤはマレーシアの官庁街で、緑の丘陵地帯や湖のある地域に建物が点在しているとても美しい計画都市です。この一角に新しく植物園ができているのです。

ドリアン・マンゴスチン・マンゴー・ジャックフルーツ・スターフルーツなど熱帯でしか見られない珍しい多くの植物が手を伸ばせば触れるような状態で、しかも果物が木になっている様子を見る事ができます。(いくらおいしそうでも取ってはいけません)

植物園の丘陵地帯を歩いて行くと(一種のエコツアーのようです)小高い丘なので、プトラジャヤの計画都市がきれいに見渡せます。植物園の奥の方がゴムの木の林になっていて、そこでゴムの製造工程の実演を見せていただきました。


成長したゴムの木の幹に特別な刃物で 傷を付けます。

そこから染み出してくる乳白色の樹液を幹に付けたポットで受けます。

その状態で2~3時間後にもう一度ゴムの森を廻り、溜まった樹液を回収するのです。 そのようにして集めた樹液をゴムにする工程ですが、まず、集めた樹液に酸性の薬剤を入れます、そうすると乳白色の液体が3-40分で固まってきて、きれいで柔らかい「とうふ」のようなものになります。


これを手で優しく押して1cm程に薄くし、次にローラーに入れ3-4度絞ります。最後にもう一度、刻みの入ったローラーに入れさらに薄く伸ばします。

出来上がったものは、
・・・うーん
「包丁切りまえのさぬきうどん」のようです。

もしもこれがうどんでしたら3mm程度に包丁切りし、しゅんしゅんに沸騰している大なべに入れます、鍋の中でゆであがったうどんを一度も冷やさず、そのままどんぶりに茹でた湯ごと移し、温かいままだしの効いたつゆにさっとつけ、ズズッーと・・・、

「やはり釜あげうどんは一味違う!!」・・・失礼しました、話を戻します。

ひらたくなったゴムを一度水にさらし、
薬剤を水で流します。

そして1日つるして水を切り、乾かした
物を今度はスモークハウスに入れ、4日
間ほどかけて燻製にするのです。

スモークハウスの裏側にはマキを
くべる場所があり中の温度は60度ほどで、
出てきたラテックスは濃い色になります。




このようにして作られるラバーは純度99%で天然のゴムです。

昔はこの作業はマレーシアの多くの地域で行われていて、ガイドのジャクソンさん曰く「子供の頃、僕もやったし、みんなこの作業の手伝いをした記憶があると思うよ」との事でした。

現在工場では機械化されてラテックスマットレスの生産が行われています。

樹液に気泡を入れ(ある取引先ではドイツのとても細かな気泡を作れる機械を採用していました)それをマットレスの型に流し込み、熱を加えながら膨らませ液体を固形化しています。これらも原材料は同じで木の樹液です。

ラテックスマットレスは100%自然素材を使用したエコでナチュラルなマットレスである事が植物園に行きよりはっきりし、「土に埋めておくと土に戻る」と言われるラテックスマットレスの特徴もなるほど納得できました。

当社ではラテックスのようなばねを使わないマットレスを便宜上まとめて「フォームマットレス」と呼んでいます。

(正確にはドイツではラテックスフォームを「ラテックスマットレス」その他の、低反発フォーム・コンフォートフォーム・コールドフォーム等をまとめて「フォームマットレス」と呼ぶのですが、当社では分類上まとめてフォームマットと呼んでいる訳です)

ラテックスマットレスなどのフォームマットレスの本場はヨーロッパで、ドイツ・フランスではすでに40%の方がフォームマットを使用されています。ちなみに、ベッドフレームは床板の部分にウッドスプリングを使うのが普通です。

フォームマットの人気が出るまではヨーロッパでもポケットコイルなどばねのマットレスが人気でしたが、現在では価格の高い商品になればなるほどフォームマットの比率が高くて、高級品を多く売るデパートやベッド専門店では、売り場のほとんどがフォームマットレスになっています。

そのためドイツ人のフォームマットのイメージは「値段の高い寝心地のいいマットレス」というものです。近い将来、日本でもフォームマットでお休みになられる方がもっと増えるかもしれません。

今回のマレーシアでの商品開発は「ヨーロッパで人気のフォームマットの寝心地を日本で比較的お手頃価格でお届けしたい」という考えで行っています。

出来上がったらまたWEBページで紹介しますので見てくださいね。






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